新着情報

  • 令和2年2月15日 お知らせ お金と暮らしを学ぶ消費者金融教育情報誌「くらしとマネー 第76号」を発行しました!
  • 令和1年12月12日 お知らせ お金と暮らしを学ぶ消費者金融教育情報誌「くらしとマネー 第75号」を発行しました!
  • 令和1年11月16日 お知らせ 「消費者金融リテラシー向上セミナー in しずおか」参加者募集中!
  • 令和1年11月16日 お知らせ 消費者金融教育推進ロゴマーク インターネット投票受付中!
  • 令和1年9月29日 お知らせ 高齢者のための消費者金融教育特集誌「くらしとマネー 高齢者特集号」を発行しました!
  • 令和1年8月24日 お知らせ お金と暮らしを学ぶ消費者金融教育情報誌「くらしとマネー 第74号」を発行しました!
  • 平成30年11月10日 お知らせ 消費者金融教育推進フォーラム「意識を変えて未来を築く~始めよう賢いマネーライフ~」を開催しました!
  • 平成30年4月14日 お知らせ 静岡県消費者金融教育推進計画を策定しました
  • 平成30年2月9日 お知らせ 消費者金融教育推進フォーラムを開催しました!

消費者金融教育とは?

消費者が金融サービスを賢く利用し、自立した判断ができるよう支援する教育です。

会社の経営者やサラリーマン、公務員、医者など、どのような職業の人でも、大人でも子どもでも、全てが金融サービスの消費者です。金融サービスを利用する上で消費者が自立するためには、自らの経済的利益を守り、高めるために、自主的かつ合理的な判断と行動ができる実践的な能力を身に付ける必要があります。この能力を育成し、支援する取り組みが消費者金融教育です。

これまでに学校や地域などさまざまな場で、金融に関する教育や啓発活動が行われてきました。これらの活動をさらに効果的なものとするためには、消費者が金融面で自立することを目的とした教育や啓発活動を、より一層強化していく必要があります。

消費者金融社会について

消費者金融教育を通して視野を広げる

私たちは日常生活の中で、さまざまな金融サービスに接しています。消費者金融を利用する際にも、多くの選択肢がありますが、その選択基準は人それぞれです。「金利が低いから」「手続きが簡単だから」「宣伝をよく見るから」「周囲が利用しているから」など、理由は多様です。しかし、その視点を少し変えることで、自身の利益だけでなく、社会全体の健全化にもつながる選択ができるようになります。

例えば、以下のような視点があります。

  • 契約内容が透明で信頼できる金融機関か
  • 地域の中小企業やコミュニティ経済の活性化につながる商品か
  • 社会問題や環境保護に貢献できるサービスか
  • 災害や困難な状況にある人々を支援できる金融サービスか
  • 環境保護や持続可能な発展を重視する金融機関か

一人ひとりがこうした視点を持つことで、消費者金融市場がより責任ある方向に向かいます。責任ある消費者が増えると、安心して利用できる金融サービスが普及し、社会全体がより安定し暮らしやすくなります。

消費者金融被害を防ぐために

消費者金融を利用する際には、慎重な判断が求められます。サービス内容を理解せず、安易に契約すると後悔やトラブルにつながることがあります。正しい選択や契約方法を学ぶことは、自分自身を守るだけでなく、社会全体の金融被害防止にもつながります。学校や家庭、地域全体で消費者金融教育を積極的に行う必要があります。しかしながら、完全に金融被害をなくすことは難しいのが現実です。特に高齢者や障がい者が狙われやすく、周囲が被害に気付かなかったり、本人が誰にも相談できずに被害が深刻化してしまうケースがあります。

地域社会全体での取り組みが重要

被害を防ぐためには、家族や地域の人々が日常的に気を配り、小さな異変にも注意を向ける必要があります。「最近お金の使い方が変だな」「普段と違う様子だな」と感じたら、早めに声をかけ、相談に乗りましょう。地域ぐるみで見守りや助け合いを進めることが、金融被害を防止し、安心して暮らせる社会を作ることにつながります。

消費者金融被害が発生したり、不安や疑問があるときは、「消費生活センター」へ速やかに連絡しましょう。個々の小さな声が集まり情報が共有されることで、問題の早期発見やサービスの改善につながります。

身近な事例から学ぶ

身近な金融サービスの選択やトラブルを通じて、消費者金融教育の重要性を実感しましょう。日々の小さな行動や選択が、地域社会、さらには世界の経済や環境にも影響を与えていることに気づきます。気づきを深めることで、より安全で持続可能な社会への貢献につながります。

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