静岡県知事からのメッセージ

静岡県知事 川勝平太

「くらしの理想郷“ふじのくに”」の実現に向けて

 社会経済活動の中で、家計消費支出は我が国のGDPの約6割を占めており、消費行動は大きな影響力を持っています。消費者は、自らの行動が将来にわたり、社会に大きな影響を及ぼすことを自覚し、確かな目で本物を見極め、ヒト、モノ、大地の資源を新しい視点で組み合わせて使う「ものづかい」に心を配り、人々の暮らしや生活の質の向上を意識して行動することが重要です。
 そこで、静岡県では、このような「“社会的価値行動”ができる消費者の育成」を目標に掲げた「静岡県消費者教育推進計画」(平成26年3月策定)に基づき、「ふじのくに消費者教育推進県域協議会」を立ち上げ、県民の皆様が将来にわたってより良い消費生活を送ることができるよう、小中高校生、若者、高齢者など、それぞれの「ライフステージ」や、学校、家庭、地域、職場など、「場」の特性に応じた消費者教育を推進しています。
 こうした中、今年度は、特に消費生活相談件数の伸び率の高い若い世代を対象とした情報発信や、若い世代が自ら考え、課題解決に向けたアイデアを出し合う「フューチャーセッション」を実施したほか、事業者を対象とした講演会なども実施し、自ら学び自立する消費者の育成と安全な商品やサービスの提供による安心の確保に努めてきました。
 消費者教育は対象や内容の幅が広いため、県や市町等の行政だけでなく、様々な団体や個人と連携して、より効果的に推進していく必要があります。
 今後も、消費者行政の一層の充実を図り、「くらしの理想郷 “ふじのくに”」の実現に努めてまいりますので、県民の皆様の御協力をお願い申し上げます。

 平成29年2月

静岡県知事 川勝平太