消費者市民社会について

事例4 : 地産地消

地産地消とは?

私たち消費者の身近なところで生産されたものを選んで食べる(購入する)ことです。輸入食品の安全性が問題になっている中で、食料自給率を高め、しかも生産者が近くにいるという安心感があります。また、地域の食文化の継承になり、地域の活性化につながるのもメリット。この動きが高まれば、生産者が地域のためにいい物をつくる意識も高まります。
静岡県では平成14年度より、地元で生産した農林水産物を地元で消費する「しずおか地産地消推進運動」を展開しています。

挿絵

地産地消の意義

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私たち消費者は、食品に対しもっと関心を持つ必要があります。それは、自分たちの健康に直結するものだからです。誰がつくっているのか、農薬を使っているのかいないのか、添加物はあるのかないのか、それらが確かであることを知れば、消費行動は変わってきます。そして、トレーサビリティ(生産・加工などの経緯)がシンプルなほど、信頼性は高まります。
また、環境にもやさしく、生産物の移動距離が短ければ輸送コストがかからず、CO2の排出量も減少できます。

地産地消の現状

地産地消には、さまざまな活動があります。その中から、私たちの消費に直結する活動を紹介します。

直売所
直売所の運営主体は農協、農協の組合員、第3セクター、任意団体等があり、運営方法もいろいろです。そこで私たちは、生産者が販売している場合もあり、顔が見える安心を購入することができます。
量販店等
量販店等の中には、地産地消の販売コーナーを設置しての地場農産物の販売を行っている店舗があります。流通経路は一つ増えますが、これにより私たちはより身近な場所で、地場産品を手にすることができます。
外食・中食
外食事業や中食事業でも、農産物の安定した確保や消費者ニーズに応える観点から、地場農産物を使用した活動が広がっています。私たちが、お総菜や外食先を選ぶときに、地場産品を使用しているかどうかもポイントにしましょう。

これらの活動が増えてきたのは、私たち消費者が地場産品を求めるようになったからです。消費行動が商品流通の流れを変えているというか、あるべきカタチに戻しているのかもしれません。

その他の事例

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