消費者市民社会について

事例2 : グリーンコンシューマー

グリーンコンシュマーとは?

環境のことを優先に考え、商品やサービスを購入する消費者を「グリーンコンシュマー」と言います。ポイントは、環境への負担を減らす取り組みをしている生産者やメーカー、販売企業の選択です。その考えが社会に浸透することで、環境に配慮した商品が増加し、環境保全に役立っていきます。私たち消費者が無理なくできる、自然保護活動のひとつです。

グリーンコンシュマーの選択

では、グリーンコンシュマーはどんな商品、サービスを選んでいるのでしょうか。特徴的なものをピックアップしたので、あなたの消費行動と比べてみてください。

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  • 必要なものを必要なだけ買う
  • 使い捨てではなく、繰り返し長く使えるもの
  • 身体にやさしい原料のもの
  • 地元で生産、製造されたもの
  • 修理ができるもの
  • 簡易包装のもの
  • 詰め替えができるもの
  • リサイクル品
  • 再生紙を使ったもの
  • エコマークなど環境ラベルがついたもの
  • 環境問題に取り組む企業のもの
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グリーンコンシュマーの取り組み

グリーンコンシュマーには、私たち消費者自身の健康と生活環境だけでなく、地球全体の自然や生態系を守り、公正な社会を築こうという考え方があります。企業側からのアプローチではなく、あくまで消費者が主語であることが重要。エコな商品、サービスを与えられるのを待つのではなく、消費者の意識と行動が社会、そして企業を動かし、環境にやさしい商品等の市場を積極的につくることが求められます。未来を担う、子どもたちのためにも。

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